お知らせ
百獣の王ライオンの雄々しい作品です。
クリスチャン・リース・ラッセンの作品の中でも人気の作品で、同じ構図の版画がいくつかの版元からいくつかの技法で発売されていて、限定数も様々です。
一般的な版画は紙に刷られることが多いですが、キャンバスエディションはキャンバス地の上から刷っており、油彩に近い質感を表現することが可能です。
アイリス・オン・キャンバスとも呼ばれる技法で、 ラッセン作品のキャンバスエディションには一点一点に手彩が入っているために、ミクスドメディアに手彩と称される場合もあります。
タイトル:マジェスティⅢ C/E REM
直筆サイン有
技法:キャンバスエディション(アイリス・オン・キャンバス)+手彩色。
エディション:GL123/225 (GL:ギャラリーラッセン)
サイズ
額:ヨコ114㎝ タテ84㎝
画:ヨコ91㎝ タテ60㎝
作品状態:良好で綺麗です。
額装状態:左上角に少傷有、全体的には目立った痛みも無く、良い状態です。
金ペンでラッセンの直筆サインが描かれています。
付属品:アールビバン作品保証書
今回ご紹介のマジェスティⅢ はキャンバスエディションといわれるもので、シルクスクリーンとは異なりサインとエディションは余白部ではなく絵の部分に書かれています。
面白いのはラッセンの作品が良く売れた時期はバブル期に重なり、よく売れたのも日本国内のみという点です。
国外での評価はほぼありません。
骨董の世界も一緒で、「美しいだけ」では高い評価を得ることは難しいのですが、現在の市場を見ると、「美しいだけ」では無い様にも思えて参ります。
セカンダリー(購入者の手元を離れて転売され、売買された市場、二次市場)ですので当時の購入金額ほど高額ではありませんが…
詳しくはチェコ好きさんのブログにありますのでこちらを併せてご覧ください。
古美術萬福ではラッセン作品を高価買取致します。
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クリスチャン・リース・ラッセン
1956年、カリフォルニア州メンドシノの浜辺の町で生まれる。
4歳の頃から、既に絵画に親しむほど、幼少の頃から才能に恵まれていた。
10歳の時、家族とハワイに移住し、オアフ、マウイ、ハワイ島を転々とした後、マウイに定住。
10代からサーフィンと絵画に熱中し、オアフ島ノースショアに住んでプロサーファーとして活動。美術の専門教育は受けていない。
80年代の初め、オランダの古い技法である「グレージング」を習得、様々な海洋の変化を適切に描写できる技術を向上していく。
サーフィンに対しての情熱と共に、海を主題にした作品に彼の才能の全てを注ぎ込んでいく。
1985年にラッセン・アート・パブリケーションズを設立。アールビバンが取り扱いを始め、
1988年からバブル期の日本でベストセラー画家となる